Mの英語道場

Mの英語道場へようこそ☆ 日本にいたとしても、英語は絶対身につきます! 英語学習のヒントをお届け致します(^^)

アメリカ総領事館にて、無料の同時通訳付講演会がありましたので、勉強のため聴きに行って参りました。


すごい


情報を漏らさずきちんと分かりやすく伝えておられました。


事前資料はあったと思いますが、億単位の数字も正確に訳出されていました。


QAセッションでも、質問を端的にまとめて日英同通されていました。


QAは事前原稿なしですので、これがスムーズに訳出されていると「おお〜!!」と関心します。


しかし、何と言っても一番素晴らしいと思ったのは、通訳者の集中力です。


同通なので15分単位で交代されていましたが、90分間の公演中、質を落とさず、コンスタントに正確に訳出されていました。


今日の講演会は良い勉強になりました。参考に私も頑張ろう


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「単語を覚える」


英語学習者の永遠のテーマでしょう。


どんなレベルの学習者であれ、語彙を増やすことは最も基本的な、でも、最も難しい課題ではないかと最近つくづく思います。


私は英字新聞・雑誌などから新出単語・表現を抜き出し、例文と共に覚えるようにしています


しかし、ある一定のレベルまでくると、一般的な英字新聞・雑誌に出てくる単語はほぼ知っているという状態になってきます。


また、知らなくても文脈から推測できるようになるので、「必死で新しい単語を覚える必要もないかな〜」という甘えが出てきてしまいます。


あるいは、逆に「自分の知らない単語に出会うのが怖い」という恐怖心から、リーディング学習を疎かにしてしまいます。
「知ることは喜び」ではなく、「知ることが苦しみ」となってしまうのですね…。


そして気づかぬうちに「覚えてない単語リスト」が吹き溜まりのように増えていき…悪循環に陥るのです


そんな時思い出すのが、2005年の冬のこと


約2年前、通訳技能検定試験1級の3次試験を受けに、東京まで参りました。
(結果は、ええ、不合格でしたとも


それ以来、お仕事のため通検1級には挑戦できていないのですが、当時審査員を勤めておられたのが、元米国国務省通訳、現日米会話学院理事の大井孝先生と日本通訳協会代表取締役の向鎌治郎先生でした。


「私のような若輩者がこのような場で通訳をさせて頂くなんて」と、とても光栄に思いましたが、自分で自分が滑稽に思えたりもして、何とも言えない精神状態でした


受験者の通訳パフォーマンス後、恐れ多くも審査員の先生方からご講評を頂けるのですが、その時大井先生がおっしゃったのが、掲題の言葉。


「単語ちゃん」なのです。


「私は自分の知らない単語・覚えていない単語をリストアップし、『単語ちゃん』と呼んで、恋人に会いに行くかのように毎日顔を見てやり、愛し、大切にしてやっています。」

と。


「最近の若い人は単語を覚える努力をしない。嫌うのではなく、宝物のように扱ってあげてほしいです。」


と、おっしゃったのです。


目からウロコでした
このような大先生でも、日々単語を覚える努力を怠らず、しかも自分の未知の知識を、苦悩ではなく歓喜を持って迎えておられる


私も知らない単語を愛し、宝物にしよう、と心に誓ったのでした。


…で、また最近気持ちが弛んできてるんですが


そんな時先達の教えを思い出し、自分を鼓舞し、また少しずつ足を進めて…の繰り返しで1mmずつでも進歩していけたら、と思う今日この頃です。


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先日書きましたサイトラについて少しご説明したいと思います。


下記の英文をどう訳しますか?


The cease-fire agreement came after more than one million people were killed in the war.


学校で習った教科書通りの和訳でいくと:


「100万人以上が戦死した後、停戦協定が締結されました。」


となるでしょう。


しかし。


これが音声で流れてきた場合、はたしてスピードに乗って意味をきちんと解釈できるでしょうか?


"after more than one million people were killed in the war"を聞いてから「ああ、なるほど」と訳し始めていては遅いのです


その頃にはもうすでに次の文章を話し始めているかもしれません。


スピーカーは、「ピリオド!」と言って聴衆が意味を理解するのを待ってはくれないのですから。


つまり、


英語の語順に従い、聞こえてきた通りに意味付けを行い、解釈していかない限り、いわゆる「ナチュラル・スピード」の発話を正しく理解するのは難しい


のです。


そこで。


「英文が目に入った順番通り、前から訳していきましょう」


という訓練法が、


Sight Translation、略して「サイトラ」です。


例えば上記の英文は、サイトラすると次のようになります。


The cease-fire agreement came after more than one million people were killed in the war.


「停戦協定は締結されましたが、それ以前に、100万人以上が戦死しました。」


後ろから戻って訳すことなく、英語の語順で正しく意味を理解することができましたね


afterという接続詞が文中に出てくる場合、「前に」「それに先立って」と訳していくと、英語の語順通り意味を解釈していくことができます。

(beforeの場合は、ご察しの通り「後で」で訳すとうまくいきます


また、


「停戦協定は、100万人以上が戦死してからやっと締結されました。」


のように、cameという動詞を記憶しておいて、後で訳に出していくと、さらに自然な日本語になります。


これはほんの一例で、他にも様々なテクニックがあります。


勉強しながら「なるほど。こうすれば自然に訳せるのか〜。」と発見するもこともあれば、「あ、この訳うまい!」というふうに他の人からヒントを得て拝借することもあります


通訳者が「同時通訳」という一見神業的な作業がこなせるのも、このサイトラがきちんとできているからこそ、なのです。(もちろん他にもたくさん訓練が必要ですが)


通訳を目指す方のみならず、「英語がうまくなりたい、リスニング力を上げたい、速読できるようになりたい」という全ての方にオススメの訓練法です。


後者の方は、サイトラの際、「日本語訳の自然さ(美しさ)」にはあまりこだわらず、「英文の語順通り前から解釈できているか」に重点を置いて練習されると良いでしょう


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