Mの英語道場

Mの英語道場へようこそ☆ 日本にいたとしても、英語は絶対身につきます! 英語学習のヒントをお届け致します(^^)

先日、英会話・TOEICご専門のO先生に、TOEIC初級コース(400点〜500点程度)の授業をオブザーブさせて頂きました。


O先生は、経験豊富で「楽しくて分かりやすい」と定評がある人気講師で、とても尊敬しています。


私は大学や企業でTOEICを教えたりもしているのですが、たいてい700点以上の方対象です。


初心者への教授法は、上級者とはまた違った難しさがあると思います。


「英語はどこから勉強したらいいのか分からない」という方がほとんどなので、何とか楽しさを分かって頂き、
「勉強すれば、必ず伸びる」ことを実感して頂かなくてはなりません。


語彙も文法も音声認識も苦手な方が多いので、アプローチの仕方にかなり工夫が要ります。


その日は文法の解説とリスニングの授業でした。


「to不定詞をとる動詞と、原型不定詞をとる動詞」の解説。


↑学校で習いましたよね。
通訳や翻訳をしている時とはまた違って、とても新鮮な気持ちで見学していました。


O先生は、英語の例文を全てご自分で考えられて、生徒さんとの対話を大切にしながら、きめ細かく解説されていました。


しっかり事前準備はされているのですが、テキストに書いてあることをそのまま話している感じは全くなく、その日の受講生によってアプローチを変えていくという、ライブ感たっぷりの飽きさせない授業でした。


「これぞ講師!」という感じです。


生徒さんが「ウン、ウン」という感じで頷いています。


「なるほど、そうか〜」と興味津々で熱心に勉強されています。


そんな生徒さんを見ていると、私まで嬉しくなってきました。


私は「人に伝えること」「人に分かってもらうこと」が好きです。


だから通訳という道を選んだのですが、講師業は、何かを「伝え、理解してもらう」点で、通訳と共通しているなぁと思います。


なので、私は講師業も、通訳と同じぐらい大好きです。


私もO先生を見習って講師業もさらに頑張ろう、と思っていると…


「先生、convince someone to doと、persuade someone to doって、どちらも『〜を…するように説得する』って意味ですよね?ニュアンスの違いってあるんですか?それとも全く同じですか?」


と、1人の生徒さんから質問が。


O先生:「どう思いますか、M先生?」


えええ!?私ですか!?


聴講生のつもりで聴いていたので、突然のフリにびっくりしました。


こういうの、特に初心者の方に説明するのは結構難しいですよね。
自分が英語を使っている時は、感覚で適切なワードチョイスができますが、「なぜ?」「その言葉の違いは?」と聞かれると、意外と難しい。


言葉の定義を解説する時、その言葉の語源や、異なる品詞を思い浮かべたりすると上手くいくことがあります。


名詞形、convicionとpersuationがパッと頭に浮かんで、前者は「確信させる」、後者は「説得して分からせる」というニュアンスが強いかな、と感じ、そのように説明しました(persuasionは、ジェーン・オースティンの小説に「説き伏せられて」って邦題がついているぐらいですものね)。


後で英英辞書をひいてみると:


convince:
to make someone feel certain that something is true


persuade:
to make someone decide to do something, especially giving them reasons why they should do it, or asking them many times to do it


と載っていました。


ああ、良かった…。何とかきちんと説明できたんだわ、と思っていると、convinceの2番目の意味に、


to persuade someone to do somethingと載っているではありませんか。


「同じなんかい!」と大阪弁でツッこんでしまいました。


でも、この2つの単語を使い分けるとしたら、私はそういうニュアンスで分けると思います。


皆様はいかがでしょうか。


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「勉強すれども進歩が感じられない!」


そんな時期を経験したことありませんか?


そんな時、もしかしたら学習高原(learning plateau)にいるのかもしれません。


これは会議通訳者であり放送通訳者である柘原誠子さんがおっしゃっていたことです。


勉強すればすぐに成果が比例して現れるというものではありません。


たくさん勉強してやっと成長が感じられる → 成長が止まり同じレベルで停滞している(ように見える) → またたくさん勉強してやっと成長が感じられる 


の繰り返しで実力はついていくものだ、と。


本当にそうだなと実感します。


多くの学習者は、この停滞期(=高原状態)に「自分はダメなんだ」と学習を止めてしまうのですね。


でも。


あともう一踏ん張りすれば、飛躍的な進歩が感じられるかもしれないのです。


先日通訳学校で


「こんなに勉強しているのにどうして伸びないんでしょうか。」


と生徒さんから相談を受けました。


数年前、私もちょうど必死の思いで同じように先生に打ち明けたことを思い出しました。そして、この「学習高原」という言葉も。


伸び悩んでいる生徒さんには、なるべく具体的にアドバイスを差し上げ、停滞期が永遠に続くものではないことをお伝えします。


私自身何度も伸び悩んだ時期はありましたし、今でも自分の出来なさに落ち込みそうになったりします。


が、決して歩みを止めないことです。


止めない限り、目標に一歩でも近づけることは確かです。


辛くても諦めなかった自分に感謝する日がきっと来るはずです。


その日は生徒さんを励ましつつ、そんなことを自分にも言い聞かせていました。


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